葛藤

昨日、トイレに入ったらクモに遭遇してしまった。
それもめちゃくちゃ大きなクモ。。

壁に張り付いているのを見つけたとたん
固まってしまった。

あんな小さな個室で・・・！！

ちっくしょおおおおおおお！！

と思いながらゆっくりゆっくりドアを開けて
慎重に物音をたてないよう外へ出た。

この家では最初にクモを見つけた人が
仕留めなければならないとゆう暗黙の了解がある故、

や、殺らねば・・。
と覚悟を決めかけていたが・・。

・・・風呂に入ってしまえ。と責任を投げ捨てた。

そして風呂に入りながら、もし自分があがる前に
誰もトイレへ行かなかったら自分で退治しにいこう。
と決めていた。

・・・。

誰も入らなかったっ！

運命か。さだめか。天は私にやれとおっしゃっておるんか。
とゆうよりも当たり前？しょうがないやね。

殺虫スプレーとはえたたきを持って
「俺がやらねば誰がやる・・俺がやらねば・・」
と頭の中で唱えながら

ドアを開ける。
でっかーー！！
時間をおいた為、あらためて大きさを知る。
微動だにしない両者。
まばたきの少ない自分。
なにやら口を動かす・・ク・・・モ・・・

ちっくしょおおおおおお！！

闘志が危うくフェードアウトするところだった

気を持ち直す。

スプレーをかけまくり、出口をマークし、
クモの動きに焦りを感じつつ確実に
仕留める事だけを考え、弱った奴を私は

ばし


クモは小さくなって落ちた。ミッション終了。

終わった後もちっくしょおおおおは収まらず・・

壁についた「何か」も拭かずに撤退した